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クリニック経営ブログ

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スタッフが辞める時、どんな事に気を付けるべきか?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
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春は別れと出会いの季節です。
先日お伺いしたクライアント様も、海外で挑戦する
勤務医の先生をお見送りする送別会と、それに伴い4月から
ご入社される新しい先生方の歓迎会を兼ねた会に、私も
ご一緒させて頂きました。
いやー、3次会で歌った「サライ」は感動しました。
きっと何年後かに、また皆で「あの時は、みんなで肩組んで、
サライ歌ったよなぁ~」なんて、振り返れる日が来るのでしょうね。
皆さんも「何故か分からないけど、最近この曲が頭に自然と
流れてくるんだよね」という事があるかと思いますが、この
送別会&歓迎会以降、しばらくの間、私の頭では「サライ」が
流れ続けました(笑)
この送別会の中で副院長先生が
「僕が入ってきた時に、〇〇先生の送別会をやった際、院長先生、
スタッフみんなが、涙を流しながら〇〇先生を送別した時に、僕は
“凄い良いクリニックに入る事が出来た”と思いました」
とご挨拶されていたのが、印象的でした。
これは実はもの凄く大切なことです。
スタッフが辞める際、院長がそのスタッフにどんな対応を
しているのか、残されたスタッフはよく見ています。
もちろん、そのスタッフの辞め方にもよるのですが、それがきちんと
クリニックの状況を考えた上での”卒業”なら、気持ちよく、感動的に
お見送りされる事をオススメします。
そうする事で、他のスタッフも
「自分がいずれ卒業する時、このように見送ってくれるのだな。
よし、これからも頑張ろう!」
と思えますし、その反対に、辞める事が決まった途端、急に冷たくなったり、
無視したり、揉めたりすると
「自分が辞める時も、こうなるのかな。嫌だな・・・」
というマイナスな感情を持たせる事になります。
勤務医の先生は開業や継承で、スタッフの方は結婚、子育て、配偶者の転勤などで、
理由は様々ですが、殆どのスタッフがいつか卒業していくのです。
そこで院長(経営者)として、どうあれるか、
医院としてどうあれるのか、
その器が問われている気がします。
ちなみに冒頭でご紹介したクライアント様ですが、このように非常に良い形で
ご卒業されるスタッフ様(特に勤務医の方ですね)が多いですので、
ご勤務されている先生が
「〇〇クリニック良いから、今度はお前が後を継いでくれよ」
という形で、引っ張ってこられる事が多いようです。
そのようにして、採用活動をされなくても、人財が人財を呼び寄せる
クリニックは、とても強い組織と言えますね。
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