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スタッフ採用

クリニックスタッフ採用

経験者にすべき必須の質問

応募者が過去にどこかのクリニックで働いていた経験がある場合、必須の質問があります。

それは
「以前勤めていたクリニックは、一日何人位の患者が来ていたか?」という質問です。
もし自院の一日平均来院人数が100人であった場合、かつて働いていたクリニックの一日平均来院人数が100人よりも下回る場合、注意が必要です。

仮にこのスタッフが採用になっても、どうしても以前働いていたクリニックと比較してしまうので、いずれ「こんなに大変だと思っていなかった」「前働いていた医院では、こんなに仕事が多くなかった」などと、言い出す可能性があります。

良い人材を雇用するためには、採用側の質問力を上げる事も大切です。

スタッフの心を最も動かすものとは?

スタッフのモチベーションを上げる最大にして不可欠な取組み、それは「院長が今後の当院の目指すべき方向性を伝えること」です。

多くの院長はこれまで勤務医として、患者の疾患に重点的に向き合えば良かったのかも知れませんが、独立開業した時点で経営者になるという事です。

経営者の言葉が最もスタッフを動かすので、経営者に伝える力があるかどうかは、スタッフがモチベーションを上げる上では必須です。換言すれば伝えられない院長の下で働くスタッフのモチベーションを上げるのは困難であるという事です。

院長が今、どんな事を考えて、これからどんな医院を創っていきたいのかを、ぜひ院長自身の言葉で、スタッフにどんどん伝えて下さい。

ホームページは増患に不可欠な媒体

・競合クリニックの増加
・上がる事が期待出来ない保険点数
・日本経済の停滞
・情報化社会によって、患者がクリニックを選ぶ時代へ

これらの要因により、経営に力を入れるクリニックが増えた結果、次第に多くの患者が来院するクリニックと、少ない日には一日ひとケタの患者しか来院しないクリニックとに、ハッキリと分かれてきました。

そしてこれから5年後、10年後、更にこの差は顕著に表れるのは明白です。

医経統合実践会のホームページをご覧になられている院長先生はかなりクリニック経営の手腕も高いと思いますので、既に実践されているかと思いますが、増患に不可欠な媒体のひとつは「コンテンツの充実したクリニックのホームページを持つ」という事です。

今は何かあれば、すぐにネットで調べる時代です。
クリニックにおいても例外ではありません。

患者がクリニックを検索した際、手作り感満載のホームページより、プロの業者が作ったものの方が間違いなく目を引きます。

一般的にホームページ製作は30~40万円程度が妥当かと思いますが、その金額は不可欠な投資です。

試用期間中に必須のアイテムとは?

試用期間を3ヶ月~半年間設定しているクリニックが多いと思いますが、試用期間中は新人スタッフに「業務日誌」を書いて貰う事をオススメします。業務日誌は

・今日学んだこと
・先輩への質問
・明日からどんな事を意識して仕事に取り組むか

などの質問に対して、新人が記載する形式を採用しているクライアントが多いです。

そして新人スタッフから提出された業務日誌について、先輩スタッフ(どうしても適任者がいなければ、院長という事になります)がコメントを書いて、新人スタッフに返すという流れです。

業務日誌の存在によって「このスタッフ、こんな事も分かっていないのか!「このスタッフは一体何が出来て、何が出来ないのか分からない」という事がだいぶ防げます。

教育に欠かせない2つのツール

スタッフ教育に欠かせないツール、それは「業務マニュアル」と「教育カリキュラム」です。

業務マニュアルはその業務や流れ、ポイントが書かれているもの、教育カリキュラムは業務内容が羅列されており「指導日」「評価」などを記載していくものです。

クリニックは院長以外は皆、女性スタッフであり、それはつまり、将来的に人材が入れ替わる可能性があるという事でもあります。

どんなスタッフが働いても、一定の質を提供するためにはマニュアルとカリキュラムが不可欠なのです。

良い人材が多数応募する求人ページとは?

クリニックは少数で構成されている組織ですので、スタッフひとりの力によって、クリニックが黒くも白くも、右にも左にも傾きやすいです。

それ位、スタッフの影響力が大きい業種であるにも関わらず、求人に力を入れているクリニックは殆ど無いのが現状です。

なぜそう言えるのかと言いますと、ホームページで「スタッフ募集」「求人」などのコンテンツを見てみると、そこに書かれているのは「現在当院では若干名、スタッフを募集しております。

ご連絡は045-544-〇〇〇〇まで」などの、簡単な挨拶文だけのページだけだからです。

これでは良い人材から募集が無いのも無理はありません。
「良い人材」という事は「職場を決める基準も高いものを持っている」と考えた方が良いです。

よって求人ページには
・当院の求める人材
・こんな人材に応募して欲しい
・こんな人材は応募しないで欲しい
・当院で学べること
・勤務時間、休日や交通費などの労働条件
・当院で働いている先輩スタッフの声

これらの情報を余す事なく記載する事がポイントです。

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