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クリニック経営ブログ

なぜ医院理念が必要なのか?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 整形外科 皮膚科 歯科クリニック等の
経営コンサルタント 根本和馬です。
「根本さん、医院理念って必要ですか?」
先日、経営相談にお伺いしたクリニックの院長先生から
このようにご質問を頂きました。
ぶっちゃけた話をすれば、医療機関は「医師免許」という
絶大な参入障壁がありますので、医院理念が無くても、
来年、再来年には経営が立ち行かなくなる程、困るという事は
ありません。
それでも私は「クリニックにも医院理念は必要です」と
断言します。それはなぜか?
医院理念がある事で、スタッフに色々なメッセージを
伝える事が出来るからです。
例えば、弊社は「自分がされて嬉しい事を、相手にも出来る
会社を目指す」という会社理念があります。
会社理念について書いたブログはこちらをご覧下さい!


これは理念がある事で、自身にとってもハッキリした事なのですが、
メンバーを褒めるのも、叱るのも、理念がある事で、とても
やりやすくなりました。
私はそこまでメンバーを褒める経営者では
ないと自覚しています。
でも、理念に沿った行動や仕事ぶりが見て取れたら
「凄いですね!」と言うようにしています(・・・と思います)。
一方、叱ったり、指摘するのも「これってもし自分が
されたら嫌じゃないですか?」という事を、仕事ぶりから
感じたら言っています(これは、ハッキリ自覚しています)。
褒める、叱るもそうですし、新しい取り組みをやっていく事を
伝える際も同様です。
例えば現在、弊社のセミナーに来られる方の名札は
手書きで書いています。
実はこれは、去年の夏にカシータのセミナーに参加した際に
この名札をいただいた事がきっかけです。
カシータセミナー.jpg
このセミナーの後、メンバーに『うちの会社は「自分がされて
嬉しい事を、相手にも出来る会社を目指す」を目指しています。
そう考えた時、印字してある名札と、手書きの名札と、もし皆さんだったら
どっちが嬉しいですか?』と問い掛け、実施に至りました。
このように、何かの取り組みをする際にも、理念に
沿ったものであれば、伝えやすいし、伝わりやすいです。
「スタッフにどんなメッセージを伝えたら良いか
分からない」
このように思われている院長先生には、ぜひ参考にして頂きたいと
思い、今回は医院理念について書きました!
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3ショット.jpg
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