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クリニック経営ブログ

文明の発達によって、人は傷つく機会が増えた

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クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
プラスとマイナス.jpg
私は「人間万事塞翁が馬」という諺が好きですが、この諺が
示す通り、基本的には「プラスの面しか無い」という事は
存在しないと思っています。
例えば、昔はコミュニケーションと言えば、実際に
顔を合わせ、会話するという方法しか無かった訳ですが、
今は電話やメール、LINEやフェイスブックなど、様々な
コミュニケーションツールがあります。
現代のようにコミュニケーションツールが充実してきたのは、
それはそれで素晴らしい面もたくさんあります。
例えば、医経統合実践会のセミナーでも、素晴らしいゲスト講師の方々に
ご登壇頂いておりますが、ご講演をお願いするきっかけは、私が講師の方に
宛てたメールだった、という事も多々あります。
これがもしメールという手段が無かったら、実際にその方が
所属している職場や機関に連絡して、ご本人にアポを取り・・・と
メールに比べれば、かなりの時間を要します。
このように、コミュニケーションツールが充実した事で、
相手に、よりスピーディーに、自分の思いが届けられるように
なったというのは大きなメリットです。
しかし、コミュニケーションツールが充実した事で、感じる
デメリットのひとつは「簡単に人を傷つけやすくなった」
という事です。
これに関して、クリニックでもよくあるのが、ある日突然スタッフから
メールで「辞めます」と言ってくるなどが該当します。
もちろん、そのようにせざるを得なかった理由や背景がある人も
いると思いますので、一概にその行動を非難する事は出来ませんが、
それでも、せめて入社面接では、一生懸命自分を良く見せようとしたのなら、
卒業する最後の日も、院長をはじめその後も働き続けるスタッフから、
笑顔で送り出されて欲しいなと思います。
そこまで高頻度ではないにせよ、クライアントの
院長先生やチーフスタッフから
「この前入った新人の◯◯さんから、昨日の夜
“今日で辞めます”
ってメールが来て、慌てて電話したんですが、一向に
繋がらないんですよ」
というお話をお聴きすると、私もとっても
悲しい気持ちになります。
昔は、ドラマで部下が「退職願」と書いた封筒をスーツの
内ポケットに忍ばせて、上司に提出しようかどうか迷っている
なんて場面がありましたが、今後はそんな状況は無くなり、
「この前、◯◯部長に辞めるってLINEで伝えたー。
メッセージ既読になったから、俺が辞めたの知ってるんじゃない!?」
なんて状況が普通になるのではないかと、経営者としては
危惧しています。
いくらこれから時代が変わろうとも、文明が進化しようとも、
変わらず大切なことは「相手の立場になって考える」という事です。

むしろ、文明が進化しているからこそ、この姿勢が
更に重要になってくるのではないでしょうか。
もし自分が院長だったら、色々な苦労をして採用や教育してきた
人材から突然「辞めます」と言われたら、どう思うのか?
自分がされて嬉しい事なら、やり続ける。

自分がされたら嫌だなと思う事なら、やらない。または止める。
もちろん、私自身も常に出来ている事ではありませんから
今回の内容は、半分は自戒の念を込めて書いていますが、
私のクライアント様、そしてうちの会社のメンバーには、上記の
「当たり前のことだけど、凄く大切なこと」を意識して、
一緒に成長していきたいと思っています。
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「これから患者満足度を上げる事に力を入れたい!」と
思われている院長先生、スタッフ様は、11月29日に
大阪で開催するセミナーに、ぜひご参加下さい!
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