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クリニック経営ブログ

時にはアナログに立ち戻る事の重要性

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
生まれて間もなく40年になりますが、この40年間に
あらゆるものが進化しました。
ゲームボーイ.jpg
私が少年だった頃「GAME BOY」という任天堂のゲーム機が
流行りましたが、あれから30年経ち、まさか小型ゲーム機の競合と
なるものが「電話(スマホ)」であろうとは、誰が予測出来たでしょうか
(出来た人もいたのでしょうが)。
しかし、文明が進化する程、人間も進化するのかと言うと、
私は劣化する部分があると感じています。
例えば、私は最近の趣味のひとつとして、英語を勉強していますが、
その勉強のために使用しているアプリを先日アップデートしたところ、
例えば「a」と入力すると「apple」とか「apply」とか、aから連想される
単語が候補として表示されるように進化していました。
つまり、ある単語を正確に入力する前に、候補の中に
その単語が出てきてしまうので、綴りを最後まで正確に
記憶する必要が無くなってしまったのです。
この機能は一見、進化しているように感じますが、単語のスペルを
正確に書く力を育むという観点では、明らかに不要です。
もちろん文明が進化した事で、便利になったもの、生活が
豊かになったものもたくさんありますので、一概に「進化が
良くない」という話ではありません。
しかしその一方で、仕事で成果を出す上で不可欠な「考える」
という能力が、文明の進化によって劣ってしまう危険性を孕んでいる
という事も、頭の片隅には置いておいた方が良いと思います。
そこで大切にしたいのは「時にはアナログに戻る」
という方法です。その最たる例は「読書」です。
その本をどのように読むかですので、人によって様々ですが、
私はビジネス本や自己啓発本を、自分自身、お客様、うちのメンバーが
より良くなるために読んでいます。
そういう読み方をする上で大切なのは「大事だと思う箇所に
アンダーラインを引く」「これを実践しようと思ったページを
折る」という事ですが、それらは電子書籍は不向きです。
その一方で、小説やマンガを読む上では、電子書籍は
凄く便利です。
先日も「はじめの一歩」の鷹村とブライアン・ホークの
死闘をどうしても読み返したくなり、iBooksから
その試合が収録されている巻をダウンロードしました。
その時には「読みたい本が瞬時に手に入るなんて、なんて便利に
なったものか」とほくほく顔で、読みふけりました(笑)
このように考えると、何事も「これって何のためにやっているのか?」
という原点に戻る事が大切なのだと、改めて思います。
そう考えた時、文明の進化によって得られるようになったものは、
それはそれで享受すれば良いですし、その一方で、私の場合における
英語やレベルアップのための読書のように「これって、アナログの方が
力が付くんじゃないか」というものは、敢えてアナログに立ち返る
という事も必要なのではないでしょうか。
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