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クリニック経営ブログ

長期間クリニックを留守にする上で大切なこと

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
先日コンサルティングにお伺いした際、コンサルミーティングの
冒頭に院長先生が「すみません、ちょっと最初に僕が話して良いですか?」と
院長先生がスタッフ様にお話を始められました。
どんな話かと言いますと、院長先生が診療を休まれて参加されていた
セミナーで、どんな事を学ばれていたのかという事をスタッフ様に
シェアされていたのです。
この院長先生のお話を聴いて「これは凄く大切な事だな」と思いました。
と言うのも、院長が診療を数日間留守にすればする程、気持ちの上では
「院長先生はセミナー(学会)に出席しているのだから」
と分かっているものの、その一方で
「現場はこんな忙しいのに、院長は何で診療に出ないんだ!?」
という思いを抱く可能性があるからです。
だからこそ、院長が診療に復帰した後、いつかの時間の中で
「〇月〇日~〇月〇日の間、診療から抜けて●●という勉強会に
参加してきましたが、そこで何を学んだのかと言うと・・・」
と、スタッフに「どのような理由で診療を休み、その事が今後の
患者さん、スタッフ、医院において、どのような良い事があるのか?」を
しっかり説明する事が大切です。
リーダーシップ.jpg
現代は「社長がいなくても、回る会社を作るには?」的な
本やノウハウが巷に溢れていますが、その考え方は、
いつまでもトップに依存し過ぎないという意味で、
とても大切だとは思いますが、それでもトップの背中を
スタッフは見ているのだという事は、クリニックでも
会社でも変わりません。
「社長がいなくても・・・」の意味をはき違えると、
いつの間にか、組織がガタガタになってしまう危険性も
ありますから気を付けたいですね。
私も経営者ですから、自戒の意味を込めて書きました。
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