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クリニック経営ブログ

「変化」と「実践量」が結果を生む

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
これまで数百のクリニックのコンサルティング、経営相談を
実施させて頂きました。凄く飛躍されたクリニックもありますし、
伸び悩んだクリニックもあります。
その違いは「変化」と「実践量」に集約されます。
「変化」とはどういう事かと言いますと「医師だけでなく、経営者に
なれるか?」という変化です。
病院の勤務医という立場であれば、極端に言えば「医師として」働いていれば
それで良かったのかも知れません。
しかし開業するという事はすなわち「経営者」になるという事です。
クリニックの院長と勤務医は同じようで、全く違うものです。
一般業種であれば、経営者は「どうしたら顧客が増えるか?」とか
「どうしたらスタッフ満足度が上がるか?」を考えるのは当然のように
聞こえますが、それはクリニックでも同じです。
開業して、院長という立場になった時点で、即ち経営者になるという事ですから
「どうしたらファン患者が増えるか?」
「どうしたら患者満足度が上がるか?」
「どうしたら、クリニックのブランド力が上がるか?」
「どうしたら、スタッフのモチベーションが上がるか?」
を考え続けなければならないのです。院長とは、そういう役割なのです。
勤務医の頃は、きっと上記の事は殆ど考えなかったのではないでしょうか。
院長はそれを考え、実行しなければならないのです。
「医師だけでなく経営者になれるか?」が、ここで言う「変化」です。
次に「実践量」です。
伸び悩む院長の中には「インプット(勉強)は好きなんだけど、アウトプット(実践)は
苦手」という方がいらっしゃいます。9年間のコンサルタント活動で、少なからず
そのような院長を見てきました。
こういう院長には「先生はもう勉強はしなくて良いです。その代わり、
ひとつでも多く実践して下さい」とアドバイスする事もあります。
(そんな本は存在しませんが)「自転車の乗り方」という本を
読み続けたら、自転車が乗れるようになる訳ではありません。
最初は補助輪つき自転車に乗り、片方ずつ補助輪を外し、両方の補助輪を
外した際、いきなりすーっと乗れるようになる訳ではなく、どちらかに傾き、
転び、重心のかけ方を学び、次第にスムーズに乗れるようになるのです。
それはクリニックにおいて、様々な取組みが浸透、定着する
プロセスと全く同じです。
浸透、定着するためには、まず実践しなければならないのです。
そして出来るだけ数多くの実践をする事が望ましいです。
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フォーブス誌が発表した「日本の富豪ランキング」で2012、2013年に
1位になったファーストリテイリングの柳井正氏は
「一勝九敗」
という本を著しています。
柳井氏のような世界を代表する名経営者であっても
「10の取組みのうち、9つは失敗して成功したのは1つだけだ」
と言っているのです。
このタイトルを見て、中身を読んだ私は「柳井氏であっても10のうち
1つしか成功しないんだから、俺みたいな凡人は100やっても1つも
成功しないかも知れない」と思った事を、今でも鮮明に憶えています。
「今年は思うような結果が出なかった」「来年は更に飛躍したい!」
どのように思われている方も「変化」と「実践量」を意識してみては
如何でしょうか?
もちろん私自身もまだまだです。今回お伝えした内容は、私自身も
常に振り返っていきます!
このセミナーがクリニックが「変化」するきっかけになるかも知れません!
そして数々のクリニックの具体的な「実践事例」が集まりますので、必ずや
クリニックの飛躍に繋がると確信しています!
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