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クリニック経営ブログ

優秀な新人が辞めないために実施する3つの防止策

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
私のクライアントに先日、かつて大手のカフェで働いていたキャリアを持つ
大変優秀なスタッフがパートで入社してきました。
入社後、院長先生やスタッフに「先日入社した〇〇さんの
ご様子は如何ですか?}とお聞きしたところ
「自主的に動く姿勢があって、凄く良い!」
「〇〇さんみたいなスタッフが入ってくれて良かった」
と、大絶賛でした。
そんな中、この新人スタッフとたまたま面談をする機会(クリニックによっては
パートスタッフとは定期的に面談を出来ない事もあります)があり、そこで
衝撃的な話を聴きました。
「今、何か悩んでいる事や困っている事はありませんか?」
という私の問いに対し、この新人スタッフは
「あの・・・私って、正式に雇って頂けるんでしょうか?」
と、おっしゃったのです。
「え?なぜそう思われるのですか?」
と質問する私に、
「本当に自分が仕事が出来ている気がしないんです。皆さんに迷惑ばかり
かけているので、正式な採用は見送られるのではないかと、ビクビクしているんです」
と、お答えされました。
院長や先輩スタッフは絶賛しているにも関わらず、新人は
「もしかしたら雇って貰えないかも知れない」と悩んでいたのです。
この出来事から学べる事は、特に新人スタッフに対しては、
1.個人面談を最低1ヶ月に1回は実施し、話を聴いたり、
アドバイスする。
2.良い点や素晴らしい点、出来るようになった点について、
出来るだけ褒める
3.ある程度の期間、業務日誌を書いて貰う
この3つは不可欠であると思います。これらによって、冒頭からお伝えした
院長や先輩スタッフと新人スタッフの間に生まれるギャップを埋める事が出来ます。
優秀な人材を予期せぬ出来事を失わないように、
ぜひこれらの取組みを実施して下さい。
この内容がクリニック経営の学びや気付きになられましたら、
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