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クリニック経営ブログ

水槽が持つ力

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科などの医科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
写真 2013-08-06 12 43 33.jpg
先日お伺いした耳鼻咽喉科クライアント様で、
待合室に水槽が導入されていました。
この季節にピッタリの取組みですね。
そして何と言っても、魚を見ていると癒されます。
思えば、私のクライアント様で待合室に水槽を
導入しているのは、この医院様が初めてです。
私にとっても、感慨深いものがあります。
WS001290.JPG
更に驚いたのは、この水槽の近くに子供たちが
遊べるキッズスペースがあり、そこにはピクサー映画の
ファインディング・ニモが流れているのですが、この水槽には、
ニモのモデルとされる「クマノミ」が泳いでいるのです。
WS001289.JPG
※この写真は、実際に水槽で泳いでいるクマノミでは
ありません。
つまり、ニモを観た子供たちに「これが実際のニモだよ~」
と説明出来る訳です。
何というこだわり!
患者満足度を上げようとされるその姿勢が
とても素晴らしいです。
これはちょっと飛躍した考え方かも知れませんが、この取り組みは
単に「水槽を入れて、待合室にいる患者さんに少しでも癒しを提供
したい」という事ではないと思います。
キッズスペースでニモを観た子が、この水槽にいるクマノミを観て
更に魚や熱帯魚に興味や関心を持っていく。
WS001291.JPG
そういう好奇心の積み重ねが、将来「さかなクン」のような
人物を輩出するかも知れないのです。
下記に、さかなクンのプロフィールをそのまま掲載します。
(ここから)
小学2年生のある日、さかなクンの自由帳にウルトラマンと墨を吹いて
戦ってるタコの落書きが描かれていた。
当時はまだタコを知らなかったさかなクンは「本当にこんなかわいい生き物がいるんだ!」
と友達のいたずら書きに大感動!!
その日から、休み時間には図書館でタコの図鑑を読みあさり、放課後は
魚屋に行ってはタコを眺めて吸盤の数を数え、夕食ではお母さんに
協力してもらい一ヶ月間ずっとタコ料理三昧。すっかりさかなクンは
タコのとりこになってしまった。
(ここまで)
如何でしょうか?
さかなクンがタコ(魚)に興味を持ったのは、実に些細な
きっかけである事が分かります。
であるならば、前述したように、この耳鼻咽喉科に来た子供が
魚に興味を持ち、それが将来の夢に繋がるという事はあり得ない
などと、誰も言えないのです。
この水槽が、未来の子供たちの夢、目標が見つかる
きっかけになっているとしたら、これ程、素晴らしい事は
ありませんね。
この内容がクリニック経営の学びや気付きになられましたら、
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