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クリニック経営ブログ

診療以外の取り組みを実践するために不可欠なこととは?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、医経統合実践会 主宰 医経統合コンサルタントの根本和馬です。

このブログを読んで下さっている院長先生はよくご存知かと思いますが、医経統合実践会は

「スタッフをクリニック経営に巻き込む」

をコンセプトに、コンサルティングやセミナー、商品の販売を行っております。

「クリニックに特化してコンサルティングを行う会社」というだけでかなり専門特化していますが、その上更に「スタッフを巻き込む」という点では、医経統合実践会ほど力を入れているクリニック経営コンサルティング会社は無いと自負しております。

私はこれまでの15年間のクリニック経営コンサルタントの活動を通して

「クリニック経営で更に結果(増患増収、良い人財の離職率の低下、良い人財の採用の成功)を出すためには、スタッフの協力が不可欠である」

と確信しています。

コンサルティング会社では、様々なツールや手法を提供します。

これはあるコンサルティング会社のセミナーにご参加した院長先生からお話を伺ってとても驚いたのですが、その会社のコンサルタントはGoogleの口コミ投稿にネガティブな内容を書かれた対策として、患者さんに扮した自院のスタッフがポジティブな内容を被せることでネガティブな投稿の存在を薄める、という手法を推奨しているようです。

院長先生とスタッフ達が強い信頼関係が作られているなら、まだ話は分かりますが(それでも私はそのようなアドバイスはしませんが)、信頼関係が出来ていない院長先生がスタッフに

「みんなで、良い評判書いておいて」

なんて言ったらどうなるか、想像するだけでも恐ろしいです。

これはあくまで一例に過ぎず、あらゆるツールや手法の数々は院長先生とスタッフの信頼関係が構築されていることに加え、スタッフ達が高い仕事観を持っていることで、初めて効果を発揮するのです。

建物を建てる際でも基礎工事をすることで強い土台が出来、そこに建物を建てるから安全なのであって、信頼関係が無く、仕事観が低いスタッフ達に手法やツールだけを院長から伝えるのはとても危険なのです。

先日開催した、医経統合実践塾 第1回でゲスト講師を務めて下さった湘南台はた眼科様の秦淳也先生も

「ノウハウや手法だけを伝えるコンサルタントや税理士・会計士はたくさんいるけど、何か違うんだよなと思って、色々調べている中で医経統合実践会にたどり着きました」

というお話をして下さいましたが、これからも私達医経統合実践会は、スタッフをクリニック経営に巻き込むことで、院長先生もスタッフも輝くようなコンサルティングをさせて頂きたいと考えています。

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