2015年9月 新人スタッフの離職を減らしたい場合 - メールマガジン

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2015年9月 新人スタッフの離職を減らしたい場合

現在はクリニックが募集を出しても、2~3年前のような応募数が
見込めません。

あまり実感はありませんが、好景気であること、
そして、これからの人口減少を見据えて「良い人材を出来るだけ
良い条件で雇用しよう」と、採用により一層力を入れる企業が
増えてきたからという要因が考えられます。

つまり、クリニックはしばらくの間は、採用で苦しむ事が
十分考えられます。

そして仮に良い人材を採用出来たとしても、次に考えなければ
ならないのは「如何にこれまでよりも短期に、一人前に育成するか」
という教育面についてです。

しかし、現代の新人(特に新卒)は、現在35歳位(あくまで"大体"ですが)
よりも上の年齢の人達と、育ってきた環境が大きく異なります。


「とりあえず、やってみて」

「仕事は見て盗むものだよ」

「とにかく一生懸命やろうよ」


このような教え方ばかりしてしまうと、入社してきた当時は良い印象が
あった新人も、次第にモチベーションを下げ、1年未満のうちに退職
などという事が十分考えられます。

そこで、今回は現代の新人を育てるのに有効な方法のひとつである
「バディ制度」をお勧めします。


「バディ」とは「相棒」などを指す言葉です。
ドラマ「海猿」で、より認知された言葉です。

このバディ制度は新人と先輩スタッフがペアになり、業務的な悩みはもちろん、
様々な面をサポートしていくという内容です。

具体的にどのような形でサポートするのかと言いますと、頻度としては
1~2ヶ月に1度、バディ同士で食事に行き、そこで色々と新人の話を
聴いてあげたり、アドバイスするという事です。

絶対的なものではありませんが、ざっくりとした
傾向として、女性は抱える悩みに対して「具体的な解決方法」よりも
「自分の悩みを共感して欲しい」という願望が強いです。

これは私も男性なので分かりますが、悩みを聞くとつい「じゃあ、こうすれば
良いんじゃないんですか?」と解決方法を提示してしまう傾向にあります。

つまり特に「話を聴く」という点については、男性よりも
女性の方が概ね向いており、バディ制度を利用して、特に新人が
「色々と悩んでいた事があったけど、先輩に話を聴いてもらって
少しスッキリしました」という結果を、このバディ制度から
得たいという事です。

ちなみにバディ制度を利用しての食事は、クリニック側が
食事代をサポートして下さい。スタッフひとりあたり1,000円から
1,500円位が妥当です。

そしてクリニックが費用を負担する以上、それは完全にプライベートな
時間ではないので、クリニックや院長、スタッフの愚痴、不平、不満、文句は
言わないで下さい、という事もしっかり伝えて下さい。

バディは半年に1回、交代するのが丁度良いです。
最初は同職種、2回目からは違う職種でバディを組むのが
良いです。

バディ制度を通じて、新人スタッフの離職率が下がる事を
願っています!