2015年5月 これまで以上に、新人スタッフを短期に一人前に育てたい場合 - メールマガジン

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2015年5月 これまで以上に、新人スタッフを短期に一人前に育てたい場合

最近、私のクライアントは新人教育に「動画」を活用しています。

以前は動画を撮るとなると、ビデオカメラを用意しなければ
いけませんでしたが、今はスマホでサクサク撮れます。しかも
非常に画質も良いです。

一方、動画を観る側も、ビデオカメラで撮った動画を
パソコンに移動して...という動作が面倒でしたが、スマホで撮れば
それを観るだけでOKと、非常に楽になりました。


マニュアルは基本的に紙媒体であり、確かに紙媒体も有効なのですが、
何かの動作を表現するにあたって文字にしにくい...という事も
往々にしてあります。

その点、動画で撮れば「細かい点はこの動画を確認してね」と
伝えれば、あとは繰り返し、復習(予習)として使用出来ます。


では、どのようにして業務の動画を撮れば良いのかと言いますと、
大きく3つのプロセスが必要です。


1.「この動画を撮ると良いのでは?」という業務を書き出す


動画撮影にはスタッフを巻き込む必要がありますので、スタッフに
「何の業務を動画で撮ると良いかな?」と意見を募ります。

「じゃあ、●月●日のミーティングで、今後撮影する動画を
決めるから、その日までに何の動画を撮ったら良いかを
挙げておいて下さい」

と、アナウンスされると良いです。


2.何の業務の動画を誰が担当で撮るかを事前に決める


「1」で挙がった動画について、

・いつ撮るか
・スタッフ役が誰で、患者役が誰なのか

これらを決めます。


ある日突然「じゃあ、目薬の指し方についての動画を撮ろうか!
◯◯さん、撮って!」などと、指示をしてしまうと、スタッフが
とても困惑しますので、くれぐれも注意が必要です。

何事もそれをやる事の理由付けと、きめ細やかな事前の
段取りが必要なのです。


3.撮影した動画を共有する

撮影した動画は、私のクライアントでは動画共有サイト「YouTube」に
アップしています。

動画をアップする際、動画を「公開制限」する事が重要です。
一般公開のままアップしてしまうと、誰でも閲覧出来ますので。

アップした後は、その動画のアドレスをスタッフのメールアドレスに
一斉送信したり、フェイスブックで動画専用のグループを作り、
そこにアドレスを貼り付けるなどの方法で、共有しています。


アップ後も、特に新人スタッフには院長先生や先輩スタッフが
率先して「●●の動画、よく観ておいてね」と、定期的にお伝えする事が
大切です。


マニュアルが完成する事が目的となり、その後、全く活用されておらず、
本棚でひっそりと埃を被っている、というマニュアルを見掛けますが、
動画も定期的に観る事を促さないと、このマニュアルと同じ運命を
辿る事になります。


以上のプロセスで、1ヶ月に10個位の動画が撮れたら、
非常に良いペースと言えます。

新人スタッフは、院長先生や先輩スタッフの想像以上に「何度も
同じ事を聞くのは申し訳ない」と思っているものです。

そんな中で、この動画があれば、後で自分で復習する事が出来ますので、
非常に新人に喜ばれます。

このような仕組み作りは、最初は非常に時間とエネルギーを
必要としますが、一度構築すれば、その後、長い期間活用出来ますので、
ぜひこの機会に、更に内容の充実した新人教育システムを作ってみて下さい!