2015年1月 院内に「感謝の文化」を構築したい場合 - メールマガジン

医経統合実践会は、クリニック経営に不可欠な
スタッフ採用、新人スタッフ教育、モチベーションアップ、
増患対策、評価制度構築などをはじめ、
スタッフをクリニック経営に巻き込むコンサルティングをご提供します!

メールマガジン

2015年1月 院内に「感謝の文化」を構築したい場合

医経統合コンサルティングでは、毎回、スタッフ様と
個人面談を実施します。

初めてお会いする方には、これまでの経歴に加え、
「差し支えなければ、以前の職場をお辞めになった
理由を教えて下さい」とお聞きします。

前職がクリニックであっても、他業種であっても、辞めた理由の
多くに「職場の人間関係が悪かった(悪くなった)から」というのが
挙がります。

これはおそらく性別に関係無いとは思いますが、それでも
男性の方が「この人(経営者や上司)が好き、嫌いという事の前に
仕事は仕事だからやろう」というドライな感覚があるような気がします。

これは換言すれば、女性の場合には「この人の言っている事が
正しいか、間違っているかという事の前に、この人が好きか、嫌いか」
で仕事をする傾向にあるという事です。

※ここで言う「この人」とは、院長(男性)だけを指すのではなく、
先輩スタッフ(女性)も指します。


そう考えた時、女性職場であるクリニックにおいて、良好な人間関係が
構築されているかどうかは、極めて大切です。

では"良好な人間関係"とは、どのように構築すると良いのかと
言うと、端的に言えば「"ありがとう"を伝える」という事です。

これもスタッフとの面談においてですが、スタッフの中には


「私は入社してから今までの間、一度も院長に"ありがとう"を
言って貰った事がありません!」


と泣き出す院長夫人、スタッフがいます。
それだけ感謝の気持ちを伝えるという事は、非常に大切なのです。

では、どのように感謝を伝えていけば良いのかという事ですが、
これはシンプルに、今まで以上に直接"ありがとう"を伝えて欲しい
という事なのですが、それに加えてお勧めなのが


「ありがとうカードを渡す」


という取り組みです。


短期間に、より心に響くという意味では、直接感謝の気持ちを伝えるのが
一番ですが、ありがとうカードのような形あるものが感謝の気持ちで残っていると
後々このカードを見た時に「この時に、こんな事を言って貰えたな」と、時間が
経っても嬉しい記憶が甦ります。

この"ありがとうカード"が定着するために必要な事は、


1.ありがとうカードの目的を明確に伝える

2.カードの所在を明確にする

3.書いたカードはどうするの等の流れを構築する

4.「その月、最も書いた人(最も貰った人)」を表彰する


これらに加え「導入当初は、まず院長自身が積極的に書く」という事が
不可欠です。

3ヵ月から半年位を目安に「院長もこれだけ忙しい中で書いてくれてるんだな」
というのが、スタッフに伝われば、その後は院長がそこまで書かなくても、
スタッフ間で浸透している事が期待出来ます。

それまでは日々の診療だけでも大変ですが、私のクライアントの
院長先生の中に「一日一枚は、必ず誰かのありかどうカードを
書く事を目標にしている」とおっしゃる方もいます。

"感謝の文化"が構築される事で、既存スタッフのモチベーションアップや、
新人スタッフの離職率の低下などにも繋がりますので、ぜひ実践して下さい!