2013年9月 クレドをクリニック内に浸透させたい場合 - メールマガジン

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2013年9月 クレドをクリニック内に浸透させたい場合

「クレドを作ったんですけど、どうも院内に
浸透していないんですよ・・・」

院長からこのようなご相談を受ける事が結構あります。

このブログを定期的に読まれる位、クリニック経営に対しての
意識が高い方ですから、蛇足かも知れませんが「クレド」とは
ラテン語で「信条」とか「志」を意味し、医院理念と近い
ものだとお考え下さい。

せっかく時間も費用もかけてクレドですから、
ぜひ院内で浸透して頂きたいと思います。

今日は「どうすれば、クレドが浸透するのか?」について
お伝えします。


1.院長はクレドをどこまで理解しているか?


クレドがなかなか定着しないクリニックほど、院長がクレドを
理解していない場合が多いです。

多くのクリニックでは「院長のモチベーション以上にスタッフの
モチベーションが高いという事は無い」と言えます。

それはクレドに対しても例外ではなく、まずは院長がクレドを
しっかり理解し、それこそ、空でも言える位であり、会話の中で
「当院のクレドにもあるように・・・」と、スタッフに
伝える事が出来たとしたら、スタッフのクレドに対する理解は
かなり進みます。


2.定期的に読み合わせを行う。


実施しているクリニックも多いと思いますが「じゃあ、今日はクレドの
●条について読もう」的な感じで、全員で読み、その後、その日のコメント
担当者が、クレドの●条にまつわる体験談などを発表するというのが
オススメです。

クレドは何度も何度も読み合わせしていく中で、
少しずつ浸透していくものです。

それは言わば、毎日の歯磨きのようなものです。

最初は嫌々やっていた歯磨きが、次第に習慣となり、
「それをやらなくては気持ち悪い」という段階に到達します。
そのために必要なのは「継続」です。

「クレドの浸透」と、言葉にするのは簡単ですが、実現には
長い月日が必要です。5~10年かけて創造されるものです。


3.「仕組み」でクレド浸透を実現する


私も含めて、多くの人が易きに甘きに流されがちです。
本来、人は面倒くさがりなのだと思います。

「クレドを理解する」も例外ではなく、おそらく「クレドをしっかり
頭に入れなさい」と言われたスタッフは、内心「えー」「面倒くさい」
「ただでさえ、憶えることたくさんあるのに...」と、マイナスな
感情になるのではないかと思います。

それを「まぁ、仕方ないか」という気持ちではあるものの、
人を行動へと駆り立てるひとつの方法が「仕組み化」です。

クレドの場合で言えば、例えば、クレドの文言のいくつかを空欄にして、
「この空欄には何が入るか?」みたいな形でテストをしたり、
半年に1回、あるミーティングで「この半年間、自分の仕事を振り返って、
最もクレドに沿った行動が出来たと思うエピソードを1人5分の
持ち時間で発表する」などが、その方法です。

これらテストやミーティングでの発表が「クレド浸透のための
仕組み化」のひとつと言えます。


クリニックは女性職場です。多くのスタッフが結婚、妊娠、出産、
家族の介護、夫の転勤や転職などの理由で、クリニックを辞めたり、
休んだりします。言わば「短期的に入れ替わりがある前提の組織」です。

そのように考えた時、スタッフが入れ替わっても、クリニックが
繁栄し続けるために必要なのは、スタッフに対する「あり方教育」です。

クレドの浸透は「あり方教育」のひとつとして大切な事ですので、
ぜひ今回お伝えした内容を参考に、実践してみて下さい!