2012年12月「スタッフが 私、この仕事に向いてないんです と言ってきた場合」 - メールマガジン

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2012年12月「スタッフが 私、この仕事に向いてないんです と言ってきた場合」

「私、この仕事に向いてないと思うんです」

1,000人以上に渡るクリニックで働くスタッフとの面談で、
これまでに何度もこの言葉を聞いてきました。

今回はこの言葉を聞いた時に、どのような対応や
言葉掛けが大切かを3つのステップでお伝えします。


1.まずは受け入れる


「私、この仕事に向いていないと思うんです」と言われ、

「うん、そうだね。じゃあ辞めれば」と返してしまっては、
そこで話が終わってしまいます。

この言葉が出るという事は、ここ数日の間にミスを繰り返したり、
院長や先輩から怒られた等で、自信を失っている事が考えられますので、
その悩みは受け入れつつも、誰でも最初から出来る訳ではなく、
失敗や試行錯誤を繰り返していく中で、次第に仕事が出来るようになる
という事を伝えます。


2.仕事と向き合う事の大切さを伝える


「この仕事に向いてない」と言うのは、多くの場合
入社~入社1年未満の新人スタッフです。つまり勤務年数が
浅いスタッフという事です。

そもそも、入社したばかりの職場や、始めたばかりの仕事が
「向いている」「向いていない」なんて、すぐに分かるものなのでしょうか?
もちろん、そんな事はすぐに分かる訳ではありません。

これが入社して5~6年、必死で頑張ってきて
それでも結果が出ないスタッフであれば「そこまで頑張ってきたんだから
仕方ないよね」と、肩のひとつでも叩いてあげたくなりますが、
そのような長い経験を積んだスタッフから発せられるのではなく、
勤務歴の浅いスタッフの言葉なのですから、

「向いている仕事、向いていない仕事と考えるのではなく、
如何に自分がその仕事と向き合ってきたのかを考える事が
大切なのだ」

という事を、そのスタッフの状態を見ながら、時にやんわりと、
時に厳しく伝える事が大切です。

3.もし自分の子供が・・・


これは比較的若いスタッフ向けの話になりますが、多くのスタッフが
結婚願望があります。

それは面談で「5年後の目標は何ですか?」と聞いた際に
「結婚したい」「子供が欲しい」と答えるスタッフが多い事からも
言えます。

この事から「もしあなたの子供が、何かの習い事を始めて3ヶ月で
"向いてないから辞めたい"って言ってきたらどうする?」という
問い掛けは、とても有効です。

ここで「子供がそう言うなら、辞めても良いと思います」と答えるような
スタッフなら、将来への望みも薄いと予想されますが、多くのスタッフは
「"そんなすぐに諦めないで、もう少し続けてみなさい"と答えると思います」
という返答をすると思います。

そうしたら「そうだよね。今のあなたの状況も、それと同じなんじゃないの?」
という返答をする事で「確かに、すぐに諦めようとしていたかも知れない」
という気持ちになる事が期待出来ます。


私がこれまで多くのスタッフを見てきて感じる事は「仕事で学んだ事や
出来るようになった事は、プライベートでも活かせる」という事です。

だからこそ、コンサルティングの中では

・読書をしよう
・目標を立てよう
・愚痴、不平、不満、文句などのマイナス発言は止めよう
・スタッフを大切にしよう

などのメッセージを幾度となく伝えているのです。
それは仕事だけでなく、スタッフのプライベートにおいても
プラスに作用すると確信しているからです。

ぜひ今回お伝えした3つのヒントを参考に、自信を失っている
新人スタッフに、やる気を取り戻させるような関わり方をしてみて下さい!