2012年5月 新人スタッフに、手軽に、分かりやすく院長の事を理解してもらいたい場合 - メールマガジン

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2012年5月 新人スタッフに、手軽に、分かりやすく院長の事を理解してもらいたい場合

4月になり新人スタッフが入社されたクリニックも多くあると思います。

新人スタッフを育成する上で不可欠なのは「トップである院長が
どんな人なのかを、よく理解してもらうこと」です。

しかし院長は医師という役割だけでなく、経営者、管理者の役割も
担っており、いわば「4番バッターを務めながら、監督業務も兼務する」
という、超多忙な立場です。

その中で、新人スタッフに時間を掛けて説明するのは
かなり大変です。


そこでオススメなのが「院長の取り扱い説明書を作る」
という方法です。

実はこの取り組みは、私が代表取締役を務めるアンリミテッドで
実施して、とても効果のあった取組みです。

私は日々北は北海道から南は九州まで、日本全国のクリニックの
コンサルティングを実施しており、会社を不在にする事が殆どです。

冗談ではなく、スタッフと会社で過ごすのは、
1ヶ月に1~2日あるかないか、という状態です。


その中で「どうしたらもっと自分の事を理解してくれるだろうか?」と
考えて取り組み始めたのが、この「トップの取り扱い説明書を作る」
という手法です。

この「トップ取り扱い説明書」ですが、具体的には
A4用紙1枚で事足りるものです。逆に何ページもあると、
それを渡されたスタッフは「こんなに言いたい事があるのか...」と
うんざりする可能性がありますので注意が必要です。

では、この用紙1枚の中に、何を書くのかという事ですが、
まず1番上には、院長の年齢や誕生日、出身大学、好きな食べもの、
嫌いな食べもの、血液型など、簡単なプロフィールを記載します。


そして真ん中の段落には「仕事上でこのような事があったら嬉しいです!」
というのを、3項目程度書きます。例えば私の場合であれば、


1.自主的に色々考えたり、行動しているメンバーを見ると嬉しいです。

2.仕事をしていく上で、スピードは超重要だと思っているので、
反応の早い人を見ると、嬉しいです。

3.「アンリミテッドで働く事でこれだけ成長出来ました!」とメンバーが
喜んでくれたら嬉しいです。


以上3項目を書いています。これも前述したように「あれも、これも」と
たくさん書いても、スタッフに重荷に感じさせてしまいますし、覚えきれません
ので、3個程度が丁度良いです。


そして最後の段落には「仕事上でこのような事があったら怒ります!」
というのを、3項目程度書きます。例えば私の場合であれば、


1.「感謝する」「謝罪する」「時間を守る」「期限を守る」「約束を守る」
など、社会人としてだけでなく、人として当たり前のルールが出来ない時

2.仕事をしていく上で、スピードは超重要だと思っているので、
反応の遅い人を見た時

3.同じ失敗やミスを何度もするメンバーを見た時。
「この失敗やミスから何を学んでおるのか!」と思ってしまいます。


と書いています。


このようにクリニックの最高責任者である院長が「何に喜びを感じるのか?」
「何に怒りを感じるのか?」をスタッフに知ってもらう事はとても大切です。

これを読んだスタッフは


「院長はこういう事があると嬉しいのか。じゃあこういう事を頑張ろう」

「院長はこういう事があると怒るのか。じゃあこういう事はしないように
気を付けよう」


と思う事が期待出来ます。

ぜひ「トップの取り扱い説明書」を作ってみて下さい!