2010年9月 スタッフにセミナー参加してもらう際の注意事項 - メールマガジン

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2010年9月 スタッフにセミナー参加してもらう際の注意事項

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Q.スタッフにセミナー参加してもらう上で、費用負担は
どう考えれば良いですか?
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A.医療従事者として、プロフェッショナルとして、
スキルアップ、能力アップのためにセミナーに参加する事は
極めて重要です。よって、どんどんセミナーに参加してもらう事を
強くオススメします。

ここで検討しなければならないのが、スタッフの
セミナー費用をどのように考えれば良いのかという事です。
選択肢としては

・全額自己負担
・一部自己負担、一部医院負担
・全額医院負担

この三つに大別出来ます。


もちろん全額自己負担である事がベストであるのは
言うまでも無いことですので、既に院内でセミナー受講が
当たり前、且つ、セミナー費用は全額自己負担という文化が
出来上がっている医院ならば、そのままその素晴らしい
文化を継続して頂ければと思います。

しかし実際にはそのような医院は殆どありませんので
残された選択肢は

・一部自己負担、一部医院負担
・全額医院負担

どちらかになりますが、やはりプロとしての
スキルアップを臨むのであれば、


・一部自己負担、一部医院負担


この形式を採用して頂きたいと思います。

「最初はセミナーに対するハードルを下げたいから
まずは全額医院負担から始めたい」

という医院もあると思いますが、もしそれを実施するなら
例えば「入社1年目に限り、参加するセミナーは
医院が全額負担にし、2年目以降は一部を負担してもらう」
という明確な約束事があった方が良いです。


セミナー費用のどの程度を医院で負担すれば
良いのかというと、私のクライアントではセミナー費用の
半額を医院で負担するという場合が多いです。

あとは交通費をどうするかですが、電車で行ける
距離であれば、スタッフの全額負担で良いと思いますが、
新幹線や飛行機を使用する場合には医院とスタッフ
で相談すると良いでしょう。


更に医院が少しでも費用を負担するセミナーの場合には、
2点重要な事があるのですが、まず1点目は事前に
「セミナー申請書」という形で

・セミナー名
・セミナー講師名
・セミナーで得たい結果
・自己負担金額
・医院負担金額

などの項目が書かれている用紙を作成し
それに記入、提出してもらい、院長が受理した上で
参加してもらうという流れが良いのと、もう1点は


「セミナー後に何らかの形で、医院のメンバーに対して
そのセミナーで学んだ内容を情報共有してもらう」


という方法です。これはもちろんそのセミナーに
参加していない他のスタッフに、セミナーの内容を
理解、学んでほしいという意味もありますが、
最も重要な意味は、医院のメンバーに対して
セミナーで学んだ事を伝える事によって、一番内容が
深く理解出来るのは、実はセミナーに参加したスタッフ
だからです。


これは人間の学習の深さを表した
「エドガーデールの学習の法則」でも
言われている事で、学習というのは
以下のように深くなっていきます。


読む・・・10%

聞く・・・20%

見る・・・30%

見てかつ聞く・・・50%

言うか書く・・・70%

教える・・・90%


つまり人間は誰かに教える事によって、
最も深く学習出来るのです。


これが参加したセミナーは、後日他のスタッフに対して
学んできた内容を発表してもらった方が良いとする理由です。


セミナー費用に関しては以上になります。
ぜひあなたの医院でも、スタッフにどんどんセミナーに
参加してもらって、スキルアップを目指していきましょう!