2010年11月 スタッフの表情が暗い場合 - メールマガジン

医経統合実践会は、クリニック経営に不可欠な
スタッフ採用、新人スタッフ教育、モチベーションアップ、
増患対策、評価制度構築などをはじめ、
スタッフをクリニック経営に巻き込むコンサルティングをご提供します!

メールマガジン

2010年11月 スタッフの表情が暗い場合

----------------------------------------------------------
Q.スタッフの表情が暗い場合
----------------------------------------------------------

A.これまでのコンサルティングの中で、院長先生、幹部スタッフの方から

「最近新しく入った●●さんなんですが、何となくいつも表情が暗いんですよね。
何か悩んでいる事でもあるのではないかと心配になります」

とご相談を受けた事が何度かあります。

このような場合、2つの原因が考えられます。

まず1つめは、この院長先生、幹部スタッフが懸念されているように
何か悩みを抱えているため、表情が暗くなってしまっている場合です。

面接した時や、入社してしばらくは明るい表情で
仕事をしていたという場合には、仕事をしていく中で、
悩みが発生した可能性が高いです。

このような場合、即座にこのスタッフを個別で呼んで
話を聴いてあげる事をお勧め致します。

ただでさえ新人スタッフは院長先生、先輩スタッフに
かなり気を遣いながら仕事をしています(なかには、そうでない
新人もいますが)。

そのような中で、新人スタッフの方から「院長先生、
今、私はこのような事で悩んでいるのですが、どうしたら
良いでしょうか?」などと相談してくるケースは皆無に等しいです。

やはり院長先生、幹部スタッフの方から「●●さん、最近
元気が無いように見えるけど、何か仕事で悩んでいる事や
困っている事があるの?」という形で、優しく声を掛けたいものです。

そのようにして定期的に個別に話を聴いたり、先輩スタッフであれば
新人と食事に行ったりして、よく話を聴いてあげて下さい。

「何も言ってこないから、何も悩みは無いだろう」と
判断するのは良くありません。

大切なのは「悩みが出てくる前に、定期的にフォローする」
という事なのです。

定期的にフォロー出来るためには、院長先生、先輩スタッフは
逐一、新人スタッフの表情を気に掛けてあげる必要があります。

・どんな表情で仕事をしているか?
・仕事の指示を出した時の反応はどうか?
・返事の声のトーンは?
・診療時間外の様子はどうか?
・挨拶した時の表情、声のトーンは?
・患者様に接している時の様子は?

これらの事を常に気に掛けてあげて下さい。


マザーテレサは言いました、
「愛情の反対は"無関心"である」と。


そして原因の2つめは「元々この新人スタッフは表情が暗い」
という場合です。

ざっくばらんに言うと、面接時に「何となくこのスタッフは
表情が暗いな」という第一印象を持った場合は、採用しないのが
一番だと思いますが、看護師、歯科衛生士など、有資格者の場合には
採用するのが大変になってきていますので、なかなか人材を
選べる状況ではないという場合もあります。

そのようにして「何となく表情が暗いけど、まぁ仕方ないか」
という形で採用した場合には、元々の性格や、このスタッフの過去の
経歴を変える事は出来ない訳ですから、入社以降の
教育が大切になっていきます。

具体的な教育方法としましては、

・朝礼時に発声練習や表情を動かすトレーニングをする

・スタッフルームや患者様の見えない場所に鏡を置いて、
表情が確認出来る状況を作る

・接遇応対などの外部セミナーに参加してもらう

・「笑顔の重要性」に関する書籍を読んでもらう

※「笑顔に関するオススメ書籍」

「頭のいい人」より「感じのいい人」―人から好かれる「笑顔の技術」
門川 義彦 (著)  ダイヤモンド社 
http://amzn.to/enIqBa

仕事も人間関係も上手くいく 笑顔力
諏訪 ゆう子 (著) あさ出版
http://amzn.to/gQnfDK

この他にも笑顔に関する書籍は多数出版されていますので、
アマゾンなどで「笑顔」「笑顔力」というキーワードで検索して
ヒットした書籍の中から、ご興味のあるものを読んで頂ければと思います。


これらの具体的手法に加えて、最も大切なのは

「院長先生がどれだけ笑顔で、明るい表情でスタッフや
患者様と向き合えているのか」

という事です。

冗談のような本当の話ですが「新人スタッフの表情が暗いんですよ」
と悩まれている院長先生の普段の表情が、思いっきり暗いという事は
案外良くある話です。


人間関係は鏡のようなものです。

「新人に笑顔になってほしければ、まず自分から笑顔になる」

この姿勢が何より大切です。