シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か - クリニック経営に関するおすすめ書籍

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クリニック経営に関するおすすめ書籍

2016/03/13
シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か


ビジネス書のコーナーには成功哲学の本が所狭しと平積みされています。
しかし、本書のような失敗体験が綴られた本からも、大いに学ぶ事が出来ます。

今年の2月に台湾の鴻海(ホンハイ)の買収が報じられたのを
ニュースで知って、手に取った一冊です。


「企業は"人"であり、しかもトップによって90%決まる」


これはクリニックでも当てはまる事ですが、本書を読むと、
シャープにも正にこの事が言えると感じました。

本書を読む限りでは、液晶事業の過剰投資により、経営が逼迫していく中、
本来であれば、経営者、社員が一丸となって事に当たらなければならない
状況にも関わらず「この責任を誰が取るのか」「次に社長になるのは誰か」
などの人事抗争が熾烈な状況であった事が分かります。

そのようなトップの姿勢に、人材がついていく筈がありません。

早期退職制度によって、若く将来有望な人材から辞めていった事で、
更に企業としての力が減退していった様子がリアルに描かれています。


実際問題として、クリニックで同じような事は起こりません。
すぐに経営が逼迫する程の過剰投資を行う訳ではありませんし、
海外の企業が買収を仕掛けてるなんて事もありません。

しかし「人材が増える程、増えた数に比例して力を発揮出来る訳ではない。
むしろ、人が増える程、スタッフひとりひとりの当事者意識が薄まり、
意思決定も遅くなり、結果、組織全体としては力を落とす」というのは、
クリニックにも当てはまる事です。

そういう意味では

・2診制などの導入により、スタッフ数が増えてきたクリニック

・今後、分院展開が決まり、スタッフ数が増えてきたクリニック

・院長先生の目から見て「スタッフを増やしたけど、思った通りの
パフォーマンスが発揮出来ていないな」と感じるクリニック

このようなクリニックの院長先生、院長夫人、チーフスタッフには
参考になる一冊と言えます。

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