デービッド・アトキンソン 新・観光立国論 - クリニック経営に関するおすすめ書籍

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クリニック経営に関するおすすめ書籍

2016/01/11
デービッド・アトキンソン 新・観光立国論


クライアントの院長先生からご紹介を受けた本です。

実は私は翻訳ものの本を読むのが苦手なので、ご紹介を受けた際
「うっ」と思ったのですが、ご安心下さい。著者は25年間も日本に
住んでいる方です。

この本を読んで私が感じた事は


1.物事は色々な見方が出来る

2.データを深く読む事の重要性

3.成果を出す考え方は業種問わない

などです。


「1」については、例えば日本人は日本の魅力のひとつを「治安が良い事」
としていますが、これを「観光」という観点で見たら「治安が良いからと言って、
外国人が訪れる理由にはならない。むしろ、治安が悪くても、アクセスが悪くても、
見たいものや体験したいものがあれば、外国人観光客はやってくるものです」という
著書の主張に「なるほどー」と思いました。

「2」については、本書の中に「観光支出額ランキング」なるものがあり、
1位はオーストラリアなのですが、これはオーストラリアから国外へ観光したいと
考えたとき、ニュージーランド以外はどこに行くにも遠く、逆に言えば、ある国に
旅行に行ったら、出来るだけ長期滞在したいものであり「長期滞在=より多くの
お金を使う」事から、オーストラリアが上記ランキングでトップであると
論じています。

それを踏まえて「訪日外国人観光客国別ランキング」を見ると、
オーストラリアは7位であり、2014年の観光客数は30.3万人
というデータから「日本は上客(観光支出額ランキングで上位に
ランクインする国)から見て、魅力的な国になっていない」としています。


この主張は上記「3(成果を出す考え方は業種問わない)」にも共通するのですが、
「日本は観光業でもっと儲けるために、外国人に来てもらわないと!」
という抽象的な主張ではなく、データをしっかり読み込んだ上で、

・何のために

・どのような人に来てほしいのか

・そのために何をするのか

を主張している点に、著者(本書)の魅力があると感じました。

著者は「どうしたら、日本がもっと観光業で成果を出せるか?」を
本書で綴っていますが、これは観光業だけでなく、クリニックにも
十分活かせる内容です。

ぜひ読んでみて下さい!


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