熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録 - クリニック経営に関するおすすめ書籍

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クリニック経営に関するおすすめ書籍

2015/07/12
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録

実は最近面白そうなタイトルの本が無く、過去に読んだ本を読み返していました。

そのような中で、クライアントの先生から「この本、面白いからぜひ読んでみて下さい」とお借りしたのがきっかけで読みました。

いやー。最高に面白かったです。

冒頭に「最近面白そうなタイトルの本が無く・・・」なんて書いた事を恥ずかしくなりそうな位、引き込まれてしまいました。

著者は大王製紙の元会長・井川意高氏です。

本書はカジノでの使用目的で総額106億8000万円という巨額を借り入れ、結果的に懲役4年の実刑判決が確定した井川氏の"懺悔録"として書かれました。

前半部分は井川氏の生い立ちが書かれていますが、父親から非常に厳しい教育を受けていたのが特に印象的でした。

しかし、井川氏も綴っていますが、結果的にはその厳しい教育によって東京大学法学部を卒業するまでの経歴を身に付けた訳ですから、そこまでは良かったのだと思います。

それに大王製紙に入社してから、経営者を父親から引き継ぎ経営している様子を読んでみると、経営者としてとても力があった事が、凄く伝わってきます。

後に逮捕した検察官から「井川さん、あなた、仕事はかなり真面目にやっていたのですから、カジノさえやらなければ・・・」と指摘を受ける位ですから、私が書くのもおこがましいですが、経営者としては、とても力があったのだろうと推察します。

そんな井川氏がなぜギャンブルにはまり、100億以上のお金を借り入れるまでに至ってしまったのか。

本書でも明確な理由は綴られていませんが、おそらく論理的な説明など不可能な領域に、井川氏は存在していたのではないかと思います。

逆に「私はこういう理由で、ギャンブルにはまり、100億円を借りてしまいました」などと、論理的に説明出来る位なら、こうはならなかったと思います。

本書を読んで

「人生には

・上り坂
・下り坂
・まさか

の"3つのさか"がある」

という表現を思い出しました。

光が強くなればなる程、影は濃くなる状況の中で、光が強まっても影が濃くなる事を最低限に食い止めるためには、本書で綴られているように「誰もが深い落とし穴にはまってしまう事があるという事を、事前に胸に留めておく事」だと、私は思います。
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